キールタン(歌う瞑想)を歌うとき、私自身一般的な女性の声よりも高い声が出るため、他の人たちと同じキーで歌うときは声を低く出さなければならず、今までとてもしんどい思いをしていました。
何とか低い声も自然に出るようにしたいと思って、娘のピアノの先生に声の出し方を教わることにしました。
今日そのレッスン日で先生から聞いた話では、声がきちんと出るためには喉をリラックスさせることが大切なのだそうです。緊張させていると声の通り道が狭まるためきちんと声がでないんですって。
それで、できるだけ喉をリラックスさせるよう意識して発声練習をしていたのですが、今日のレッスンの時、試しに腰を入れて胸を開いて歌うようにしたんです。
そうしたら喉の緊張がいっさいなくお腹から一本の声の通り道がしっかりとできているのが分かりました。低いキーの音が気持ちよく大きく響き渡りました。
あ!瞑想の時と同じ姿勢だ!と思いました。
瞑想では腰を入れて腹を据えて背骨をまっすぐに立てて座る。
どこにも緊張のない状態で自分の内側に集中していきます。
背骨を丸めている方が一見楽なのかもしれませんが、それでは身体の緊張はとれなくて実はとてもしんどいんですね。
背筋をまっすぐにしている方が、どこにも力が入らなくて本当は楽なんだと、以前ヨーガの先輩が話されていたのを思い出しました。
リラックスした状態が一番良い声が出るように、仕事や家事、育児といろんな行為も姿勢を正して行うことが力みなく、良いコンディションで行える秘訣なんだと思いました。
アーサナはいろんなポーズを取り入れながらまさにそのリラックスした姿勢をつくるためのもの。日々行うことで、日常に還元されていくのですね〜。
暑くてついつい背中を丸めてしまいそうになるのですが、しっかりと背筋を伸ばして残暑を乗り切りたいと思います。
ある日の夕食〜。