読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

京都 ヨーガとお母さんの会 

会のお知らせと日常のヨーガを綴っています。

前回のBlog写真 フイチンさん

 
前回の記事に載せた写真は上田トシ子さんという方の描いた『フイチンさん』という1960年代の漫画なのです。
 
長谷川町子さんの『サザエさん』より少し古いそうです。
 
フイチンは気立てのいい若い女の子。中国のハルピンで、明るく気の利く性格がお金持ちの旦那さまに見初められ、旦那さまの家のお坊ちゃんのベビーシッターになるのです。貧富の差が激しい時代、お坊ちゃんは身分の低いフイチンを初めは見下しているのですが、明るく動じず逞しいフイチンに次第に惹かれて仲良しになっていく、そんな明るいアニメです。
 
子育てにおいて(人との関わりにおいて)『感情を入れないで接する』とヨーガでは教えてもらっています。以前先輩から家で朝を迎えるとき、何処かに働きにきている気分でタイムカードを押すように家事を始めるとアドバイスを受けたことがありました。
 
他人だったらイライラしないのに、身内だったら甘えがでて、つい八つ当たりしたり小言を言ったりしてしまいがちですよね。感情に巻き込まれると、子どもはどういう思いでいるのか、どういう状況なのかが見えなくなったりします。それによって子どもへの接し方が変わってきます。なので子どもと接するときは、まるで自分がベビーシッターとして働きにきたような思いでいるといいのかなと思いました。
 
ラーマクリシュナというインドの大聖者がそういう話をされています。
【金持の家に仕える女中は自分に与えられたあらゆる仕事をするが、心はいつも、自分の故郷のことを思っている。主人の家は、彼女の家ではないのだ。彼女は本当に主人の子供たちを、まるで自分の子供ででもあるかのように世話をするだろう。しかしその間中彼女は、子供たちは自分の子ではない、ということを十分によく知っているのだ】(日本ヴェーダーンタ協会『ラーマクリシュナの福音』より抜粋)
 
そんな思いを暗に秘めてフイチンさんの写真を載せてみました。
f:id:yogaokasan:20150819183006j:image